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リアフェンダーの補修

カスタムペイント工程 スズキ イントルーダークラシック 【フレイムス】
パックリと割れてしまっているリアフェンダー。
欠損が多いので今回は予算も兼ねてFRPによる補修を行うことにしました。

カスタムペイント工程 スズキ イントルーダークラシック 【フレイムス】
ついでに純正のパーツ用の穴も使わなくなるので一緒に埋めてしまいます。
表からガムテープで当てを作ってあげます。

カスタムペイント工程 スズキ イントルーダークラシック 【フレイムス】
しっかりと足付けした後に樹脂を塗り、その上にマットを載せ樹脂を染み込ませて気泡を抜くように刷毛で叩いていきます。
今回のマットは3枚重ね。
硬化したら表のガムテープを剥がします。

カスタムペイント工程 スズキ イントルーダークラシック 【フレイムス】
パテを盛り面を出します。
タンクは凹んだりしていなかったのですが、純正特有の合わせ目の歪みがあります。
ここもパテをしてフラットな面を出していきます。

下地カラー

カスタムペイント工程 スズキ イントルーダークラシック 【フレイムス】
フレーク特有のギラギラ感とゴーストフレイムスという依頼なので、プラサフを吹いた後ソリッドのブラックを吹きます。

カスタムペイント工程 スズキ イントルーダークラシック 【フレイムス】
そしてミニフレークを3コート。

カスタムペイント工程 スズキ イントルーダークラシック 【フレイムス】
色のイメージを掴むためにコバルトブルー、抑えのクリアーを吹いてあげます。

マスキング

カスタムペイント工程 スズキ イントルーダークラシック 【フレイムス】
ラインテープでフレイムスのラインを引いていきます。
引き終わったらマスキングテープでフレイムスを覆います。

カスタムペイント工程 スズキ イントルーダークラシック 【フレイムス】
更にゴーストフレイムスのラインを引き、マスキングで覆います。
上に来る模様から下になる模様を入れます。

キャンディカラー

H-D 08FLSTF [Blue Flames]
ゴーストフレイムスを少し際立たせてあげるためにアップルレッドでグラデーションを入れてあげます。

カスタムペイント工程 スズキ イントルーダークラシック 【フレイムス】
次にスモークでトーンを落とします。

カスタムペイント工程 スズキ イントルーダークラシック 【フレイムス】
マスキングを剥がすとこの様な状態になります。

カスタムペイント工程 スズキ イントルーダークラシック 【フレイムス】
そしてこの上からもスモークを吹きます。

カスタムペイント工程 スズキ イントルーダークラシック 【フレイムス】
全てのマスキングを剥がすとこの様になります。
最後の締めで全体にバープルを吹いてカラーの完成です。

カスタムペイント工程 スズキ イントルーダークラシック 【フレイムス】
全体に統一感が出ました。
少し暗いとゴーストフレイムスは見えません。

カスタムペイント工程 スズキ イントルーダークラシック 【フレイムス】
フラッシュ撮影するとうっすらとフレイムスが浮き出てきます。

仕上げ

カスタムペイント工程 スズキ イントルーダークラシック 【フレイムス】
段差がなくなるまでクリアー、研きを繰り返します。
段差がなくなったらペーパーで番手を上げていきながら研いていきます。

カスタムペイント工程 スズキ イントルーダークラシック 【フレイムス】
番手が上がっていくと少しずつ艶が出てきます。

カスタムペイント工程 スズキ イントルーダークラシック 【フレイムス】
コンパウンドをかけていきます。
まずは粗目、細目と段階を踏んでいきます。

カスタムペイント工程 スズキ イントルーダークラシック 【フレイムス】
仕上げに微粒子コンパウンドでフィニッシュです。
光の反射がシャープになったでしょ?

完成

PAINT GALLERY

AMEIRO painted by SATORU HATANO