目次
リアフェンダーの補修

パックリと割れてしまっているリアフェンダー。
欠損が多いので今回は予算も兼ねてFRPによる補修を行うことにしました。

ついでに純正のパーツ用の穴も使わなくなるので一緒に埋めてしまいます。
表からガムテープで当てを作ってあげます。

しっかりと足付けした後に樹脂を塗り、その上にマットを載せ樹脂を染み込ませて気泡を抜くように刷毛で叩いていきます。
今回のマットは3枚重ね。
硬化したら表のガムテープを剥がします。

パテを盛り面を出します。
タンクは凹んだりしていなかったのですが、純正特有の合わせ目の歪みがあります。
ここもパテをしてフラットな面を出していきます。
下地カラー

フレーク特有のギラギラ感とゴーストフレイムスという依頼なので、プラサフを吹いた後ソリッドのブラックを吹きます。

そしてミニフレークを3コート。

色のイメージを掴むためにコバルトブルー、抑えのクリアーを吹いてあげます。
マスキング

ラインテープでフレイムスのラインを引いていきます。
引き終わったらマスキングテープでフレイムスを覆います。

更にゴーストフレイムスのラインを引き、マスキングで覆います。
上に来る模様から下になる模様を入れます。
キャンディカラー
![H-D 08FLSTF [Blue Flames]](https://candypaint.jp/AMEIRO/wp-content/uploads/M-011/10.jpg)
ゴーストフレイムスを少し際立たせてあげるためにアップルレッドでグラデーションを入れてあげます。

次にスモークでトーンを落とします。

マスキングを剥がすとこの様な状態になります。

そしてこの上からもスモークを吹きます。

全てのマスキングを剥がすとこの様になります。
最後の締めで全体にバープルを吹いてカラーの完成です。

全体に統一感が出ました。
少し暗いとゴーストフレイムスは見えません。

フラッシュ撮影するとうっすらとフレイムスが浮き出てきます。
仕上げ

段差がなくなるまでクリアー、研きを繰り返します。
段差がなくなったらペーパーで番手を上げていきながら研いていきます。

番手が上がっていくと少しずつ艶が出てきます。

コンパウンドをかけていきます。
まずは粗目、細目と段階を踏んでいきます。

仕上げに微粒子コンパウンドでフィニッシュです。
光の反射がシャープになったでしょ?
完成
PAINT GALLERY

M-011
スズキ イントルーダークラシック
【フレイムス】

