ペイントワンポイント第6弾。

ペイントネタとはちょっと違うけど・・・
FRPのシートベースの延長です。
このFRPシートベースの延長をしていきます
本来は車体に現物合わせするべきなんだけど、今回は事情で「だろう」延長。

ダンボールを適当なサイズに
適当なサイズのダンボールを用意

離型剤の代わりのパールテープでダンボールをコート。
離型剤の代わりのパールテープを貼る

っぽい形にカット。
っぽい形にカット

シートベースにダンボールを固定。
シートベースにダンボールを固定
追加でタンクのステーの逃げ用に山を追加しました。

一層目、ゲルコートです。
一層目 ゲルコート
樹脂にトナーとタルクで粘度を固くしたモノです。

一層目がゲルしかかったら二層目。
マットが形状に沿いやすいように固めの樹脂を作ります。
二層目 一層目がゲルしかかったら
一層目同様タルクで固くします。

よく混ぜて
マットを形状に沿わす為に固めの樹脂を作る

FRPの継ぎ足しの接地面は強度が落ちてしまうので、保険も兼ねて針金を埋め込みます。
FRPの継ぎ足し接地面は強度が落ちる 針金を埋め込み補強
マットが浮きやすそうなトコロを重点的に二層目を盛り付け。

三層目でマットの登場。
樹脂で空気を抜くようにマットに樹脂を含浸させていきます。
三層目 空気を抜くようにマットに樹脂を含浸させる
今回のマットは2プラ。

最後にクロス。
最後にクロスを貼る
空気が入らないように叩くように。

樹脂が硬化したらダンボールの型を剥がして、ハミ出したマットをカット。
硬化したら型を外し、ハミ出した部分をカット

型を剥がした裏はダンボールの型がついてブサイク。
車体につけた時に今回の場合はチラ見えるので裏面の処理をします。
型を剥がした裏はダンボールの型がついてブサイク

パテで整形して
パテで整形

プラサフを吹いて
プラサフ

ソリッドブラックを吹いて出来上がりになります。
ソリッドブラックを吹いて出来上がり

今回使用したモノ

FRP ポリエステル樹脂

パラフィンの入ってある「インパラ」が補修作業ではおススメです。

FRPシートベースの延長の手順 FRPシートベースの延長の手順

FRP 硬化剤

これを入れないと固まりません。
透明タイプは少量の塗料などで色付けすると撹拌ムラが分かりやすくなります。

FRPシートベースの延長の手順 FRPシートベースの延長の手順

FRP ガラスマット

樹脂の補強材、しっかりと含浸させることによって強度が出ます。

FRPシートベースの延長の手順 FRPシートベースの延長の手順

タルク

樹脂の粘度調整に使用します。

FRPシートベースの延長の手順 FRPシートベースの延長の手順

アセトン

刷毛などの洗浄用に使用します。

FRPシートベースの延長の手順 FRPシートベースの延長の手順

AMEIRO author SATORU HATANO