ペイントワンポイント第四弾。
FRPの補修、穴埋めです。
次に穴の断面処理。
写真では分かり難いけれど、テーパー状に広げます。
黒いのがFRPの断面、こんなイメージで裏表からザグリします。
いよいよFRPの登場。
今回はφ8弱の穴が5つだったので少量のポリエステル樹脂主剤をカップに。
硬化剤を添加。
ホームセンターなどで購入できる市販の硬化剤は透明のモノが多いです。
少量の塗料を入れて色付けしてあげると混ぜムラによる効果不良を防ぎ易いです。
パテの要領で穴に盛り付けます。 あっちこっちに漉すように空気を抜くイメージで。
穴の周りに薄く厚みを持たしてあげます。
ガラスマットをのせます。
ハサミで綺麗に切るんではなく手でちぎった感じが馴染みが良いッス。
ポリエステル樹脂主剤に硬化剤を
先程のパテ状の時も季節によって硬化剤の量を変える必要があるのでメーカーの説明書きを読みましょう。
マットに樹脂を塗ります。
べっちゃり行きたいところですが、樹脂分が多いと強度が上がりません。
如何に樹脂分が少なくするかが成功のカギ。
先に少し盛ったパテ状のおかげでマットがベースに食い付き易くなります。
空気を抜くイメージで穴を中心に放射線状に叩きながらマットに樹脂を含ませ出来上がり♪
今回のおさらい
この手順は強度の要らない簡単な補修手順になります。
FRPの成形や大きな割れ補修、強度の必要な場合はやり方が違います。
機会があればまたネタにしようと思います。