今日行って来ました…健康診断。
皆さんは健康診断受けているでしょうか?
自分は7年ぶり?に受けに行きました。

一人で行くと逃亡する恐れがある為にカミさんと一緒に受けに行きました。
逃げ道はありません。

前日21時から飲み食い禁止、アカンと言われるとしたくなるけど我慢、出来ました。
タバコは前日まで日にちの変わるギリギリに最後の一本。ガレージに舞う煙が愛おしく感じました。

朝9時からの受付。
まず最初はレントゲン。
待合の長椅子で呼ばれるのを待ちました。
横に座るカミさんがリラックスさせようと話しかけてくるけど返事する気もおきずうなずくだけで精一杯です。

レントゲンは一瞬で終わり次は身体測定?
身長・体重を測り、聴力視力。
そして心電図
看護婦さん「ちょっとヒヤッとしますからね」
俺「…ウヒッ」 くすぐったい

次は問診。
どんな顔してたんだろう?
なぜかひたすら謝りながら聴診器を当てるお医者様。

そして…ついに…採血…注射です。
注射の前に血圧。
看護婦さん「ここに腕を置いてくださいね」
俺「…」

腕を置くところの横にボックス。
そこには前の人のやつ?注射セットの蓋らしき、どこから見ても注射の…挑戦的に置いてある。
腕がそこに置くことを拒む。
看護婦さんが腕を優しくサポートして設置してくれました、こんな優しさは要りません。

血圧終わって
看護婦さん「次は採血とりますね、ちょっとチクッとしますからね」
俺「…」
明後日方を見つめ覚悟を決めました。

ジグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!
やっぱりチクッちゃいますやん!!!!
ズブズブズブズブズブズブ!!!!!!!!!
って針が入ってきますやん!!!!!!!!!!
血が!生気が!抜けていきますやーん!!!!!!

どんな顔してたんだろう?
看護婦さん「大丈夫ですか?」
俺心の声「大丈夫ですか?大丈夫なわけないでしょ!針が刺さってるんでしょ?
でも大丈夫じゃないって言ったら、これは刺さってるの抜いてもう一度刺すと言う拷問作戦だな
だまされるもんか!!」
大丈夫ですの合図、うなずきました。

体感時間1時間ほど血を抜かれました。
やっと待ちに待った針を抜く時が来ました。

はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁっぁあぁぁ!!!
抜く時ってこんなんやったっけ!?油断してもーたー!!!!

全身の力も抜けて採血場からさようなら。
病気で来たわけじゃないのに「お大事に」と言ってくれました。

最後の関門バリウム。
人生初のバリウムです。
噂ではこれまたつらいとのこと。
今の廃人のような状態で耐えられるかとても心配です。

バリウム先生に呼ばれました、待ち時間なし覚悟する暇なしでした。
抜け殻のような自分にいかに簡単な検査なのかと説明するバリウム先生。
どうせ注射の時みたいにチクッじゃなくジグゥゥゥゥゥみたいなんでしょ…もう説明いいです。

なんや?噂以上に白い液。
バリウム先生「一口飲んでください」
俺「…はい……美味ーい♪」
空腹に染み渡る白い液、甘~い♪疑って御免なさ~い!

宇宙飛行士の訓練みたいにグルングルン回る遊具に乗ってワーイ!
回ってバリウム一口、回ってバリウム一口。

俺「バリウムお替り~」
バリウム先生「それはダメです」

宇宙飛行士の訓練でテンションマックス!!
これですべての検査が終わり~♪

さぁ帰ろうと腕にあるテープを思い出す。
そういえば注射したっけ?剥がそうっと
健康診断 チクッ

腕にピッと赤い点が!?
宇宙人に何かを埋め込まれたかのような跡が~
あの今日の時間が走馬灯のように…

もう健康診断なんて受けるもんか!

AMEIRO author SATORU HATANO